株式会社薄衣電解工業

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QCサークル活動発表会を開催しました

2025-12-09

12月6日に、2025年度下期のQCサークル発表会が開催されました。

お陰様で、今回で第80回目を迎えました。

北上工場操業開始の昭和60年から40年間、年2回の開催を継続しています。

 

弊社では、製造部門5サークル、間接部門2サークルの計7サークルで活動しています。

各サークルの半年間の活動の成果発表の場となります。

 

今年度の各サークルのテーマは以下の通りでした。

  • 作業効率の向上
  • トラックヤードの3Sの見直し
  • 作業効率の向上
  • 書類保管方法の見直し
  • 1号機電解槽液面低下防止
  • 検査の工数削減と作業改善
  • 端子の工程内不良削減

 

各サークルが、パレート図、特性要因図、ヒストグラム等のQC7つ道具を活用しながら、改善活動に取り組んでくれました。

 

半年間の成果発表とあって、皆さんのパワーポイントでのプレゼン資料は力作ぞろいでした。

各サークル、半年間の地道な活動の積み上げがしっかりとした成果を結び、拝聴していた私どもも大変勉強になる内容でした。

 

改善提案・小集団活動等、日々の改善活動の積み重なりが、会社の足腰の強さにつながります。効果が大きい一つの改革よりも、小さな改善を数多く積み上げたほうが、その効果は長く、強く続くと考えています。

 

各QCサークルの皆様、この半年間お疲れさまでした。

そしてこれからの半年も頑張ってください!

 

全国鍍金工業組合連合会より、優良環境事業所の認定を受けました

2025-12-02

全国鍍金工業組合 全国大会が、1126日 機械振興会館にて開催されました。

その場で、弊社北上工場が優良環境事業所の認定を受けました。

 

優良環境事業所とは、環境保全に積極的に取り組む事業所として、全国鍍金工業組合連合会が定める環境管理の水準を満たしている企業に与えられる認証制度です。

 

優良環境事業所認定制度

 

イメージとしては、環境管理がしっかりしており、排水、騒音、振動などにより、周辺環境に負荷を与えることのない事業所、分かりやすく言えば、公害を出さない事業所としての認定になります。

 

ただ、現在は、SDGsに代表されるように、そもそもの環境に与える負荷を減らしていく考え方も重要視されています。

例:リサイクルによる廃棄物の現象、太陽光発電などクリーンエネルギーの活用、二酸化炭素排出量の削減、等

 

こちらについては、弊社はISO14001 環境マネジメントシステムの枠組みにのっとって取り組んでおります。

 

弊社としては、引き続き、地域の周辺環境に負荷を与えないことは元より、地球全体の環境にも優しい企業を目指していく所存です。

 

 

 

技能検定において成績優秀賞をいただきました

2025-10-15

101日に令和7年度前期技能検定の合格発表が行われました。

弊社では、めっき(電気めっき)にて2級に3名が合格いたしました。

 

そのうち2名が、成績優秀者として、岩手県職業能力開発協会より、銀賞、銅賞をそれぞれ表彰されました。

 

時間外に、実技の練習会、学科の勉強会など、地道な努力を積み重ねてきた結果かと思います。

 

心よりお祝い申し上げます。

本当に、おめでとうございます!

 

東北・北海道表面処理工業組合のブロック会議に出席しました

2025-10-03

925日に盛岡市で開催された、東北・北海道表面処理工業組合のブロック会議に出席してきました。

 

ブロック会は、経済産業局単位の各地域で年1回開催され、景況感の報告や、業界としての課題について意見交換を行います。

北海道・東北地域では、景況感としては悪くはないものの、インバウンドを中心としたサービス業がけん引している面もあり、製造業としては各地域一進一退のようでした。

 

また、岩手県ILC推進局の方による、「国際リニアコライダー(ILC)計画の実現に向けて」として1時間の講演を聴講しました。世界的なプロジェクトで科学の発展に重要な位置を占めることから、ぜひ実現してほしいと思います。

 

同業、および関連業者の皆様と情報交換を行い、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

中学校の工場見学で2校が来社されました

2025-09-02

本日は、北上市内の中学校2校が、それぞれ工場見学にいらっしゃいました。

10時からは北上市立北上中学校 総勢35名、14時からは北上市立和賀東中学校 14名です。

 

冒頭、会社概要をお話ししますが、最近は、岩手県の企業紹介や、産業政策の説明、職場ではたらくということ、等、地元・地域を意識した内容を重視するようにしています。

座学の後は、めっき作業の実体験です。

スプーン、フォーク、柊の葉等に金めっきを行い、お土産に持ち帰ってもらいます。

銀色のスプーンが、めっき処理により、金色に変わっていく様子を見ると、見学者の皆様から、驚きの声が上がります。

実体験の後は工場見学です。

先ほどめっきした柊の葉をマイクロスコープで拡大して観察したり、弊社でめっきした製品が、自分たちの身の回りで具体的にどのように使われているか、等、実例を交えながら、工場全体を見学してもらいます。

1日で2校・総勢50名の工場見学は、中々遣り甲斐のあるものでしたが、実体験や工場見学での中学生の皆さんの笑顔を見ると、私どもも工場見学をお受けしてよかったと、充実した気持ちになります。

今回の工場見学が、中学生の皆様にとって、地元企業や製造業、化学などに興味を持ってもらう、加えて自分たちの将来を意識するきっかけになれれば、幸いです。

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